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遺言執行者が設けられていなかった場合は、相続人全員の合意があれば、新しく見つかった遺言に従わなくてもよいことになります。執行者が決まっていたなら、既に完了した遺産配分をそのままにすることも可能ですし、再び配分し直すこともできます。しかし、新しい遺言書に認知や廃除があった場合、当事者の合意なしに再び配分し直すことはできません。